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伊勢湾環境データベースとは?

1.『伊勢湾環境データベース』の設立

伊勢湾環境データベースとは?

国土交通省中部地方整備局港湾空港部では、海域環境創造事業(シーブルー事業)などにより、海域における水質・底質の改善、生物相の回復を目指した様々な取り組みを行っています。

伊勢湾、三河湾、および駿河湾の良好な沿岸域の環境を保全・再生・創造するためには、これまでに蓄積された環境データから湾内の現状や環境変化のメカニズムなどを事前に把握する必要があります。しかしながら、環境データは様々な機関に散在し、整理方法も複雑である事から、データ収集や有効利用の障壁となっていました。

そこで、中部地方整備局港湾空港部では、これらのデータを「誰も」が「公平」かつ「容易」に利用できる情報基盤として、インターネット上に『伊勢湾環境データベース』を構築しました。

2.伊勢湾再生に対する『伊勢湾環境データベース』の役割

中部地方整備局は、伊勢湾再生の実現に向けて、国及び関係地方公共団体をはじめとする多様な主体が連携して、事業の計画、実施、フォローアップなど具体的な行動計画として進めていくため、「伊勢湾再生推進会議」を設立し、伊勢湾再生のための行動計画を策定しています。

伊勢湾の再生の目標達成にあたっては、この行動計画に基づいて実施された、各々の施策や取り組みについての効果を確認するため、海域環境のモニタリングの実施とモニタリングに関するデータの共有化及び発信が求められていることから、『伊勢湾環境データベース』の有効活用が期待されています。

この様な背景を踏まえ、『伊勢湾環境データベース』は、海域環境の改善・持続に向け、関係者間の環境情報の共有化、活動の活性化を実現し、環境に関する調査・研究を促進させて行くことを目的として、貴重な海域環境データの散逸防止、積極的なデータ利用と発信を行っていきます。


環境情報共有への取り組み

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