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環境情報共有にあたっての課題
伊勢湾、三河湾、および駿河湾の環境再生、良好な環境の持続を実現するためには、科学的知見に基づくデータをもとに、地域住民、学識経験者、行政担当者等がそれぞれの立場に応じて可能な取組みを実施していく必要があります。
しかしながら、環境データの共有化(相互利用)を促進するためには、以下の課題があります。
【課題1】必要な環境データの所在が不明
【課題2】各機関でデータの内容、フォーマットが異なる
『伊勢湾環境データベース』の環境情報共有促進のためのサポート
環境情報共有を促進するため、『伊勢湾環境データベース』では、以下のサポート機能を提供しています。
【サポート1】必要な環境データの検索機能
『伊勢湾環境データベース』のクリアリングハウスは、環境データの概要情報(所在・概要を示した情報)の検索の仕組みです。クリアリングハウスにおいて検索対象となる概要情報をメタデータ(Metadata)と呼びます。利用者はメタデータをクリアリングハウスにおいて検索し、必要となる環境データ(メタデータに対し、実データと呼ぶこととします)の所在を知る事ができます。

【サポート2】メタデータ作成・登録機能
メタデータ作成には特定のルールがあります。このルールは”OOMP:Oceanographic Observation Metadata Profile”という名称であり、関東地方整備局港湾空港部が行政、学識経験者、民間企業等と共に策定したものです。詳細については、東京湾環境情報センター(https://www.tbeic.go.jp)を参照してください。
伊勢湾環境データベースでは、このメタデータ作成のため、エクセルマクロを用いたツールを無償で提供しています。作成されたメタデータは、インターネットを利用して、登録することができます。なおメタデータの登録をご希望される方は下記にお問い合わせください。
[問い合わせ先]
国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所
Email pa.cbr-info-gicho@mlit.go.jp
メタデータ作成ツールのバージョン情報
更新日 | 備考 |
---|---|
2008.4.18 | Ver.1.0ダウンロード開始(但し、EXCEL2007には対応しておりません) |
2014.1.17 | Ver.1.1(EXCEL2007以降対応版)ダウンロード開始 |
メタデータ作成ツールのダウンロード
- メタデータ作成ツール ⇒ MetadataEditor_v11.zip (約375KB)
- メタデータデータ作成ツールマニュアル ⇒ OOMPメタデータエディタマニュアル.pdf (約970KB)
【サポート3】標準データ作成ツールの提供機能
クリアリングハウスで検索した実データ管理者からデータを提供してもらっても、実データは様々な形式や方法で作成されているため、作成者にしか理解できないというケースがあります。そこで、関東地方整備局港湾空港部では、OOMPと同様に、実データについても記述内容と作成のルールを決めました。このルールは、”CML:Coastal and estuarine Markup Language”と呼ぶこととしています。詳細については、東京湾環境情報センター(https://www.tbeic.go.jp)を参照してください。
伊勢湾環境データベースでは、CMLに準拠した実データを作成するツールとCMLに準拠したデータを利用するためのツールを提供しています。
CML準拠実データ作成ツールのバージョン情報
更新日 | 備考 |
---|---|
2008.4.18 | Ver.1.0ダウンロード開始(但し、EXCEL2007には対応しておりません) |
2014.1.17 | Ver.1.3(EXCEL2007以降対応版)ダウンロード開始 |
CML準拠実データ作成ツールのダウンロード
CMLに準拠した実データ作成ツールは、環境データの整理方法は調査方法により異なる事から、3種類用意しました。
これらのツールのマニュアルは共通となっています。
- CML準拠実データ作成ツール(深度変動用)⇒ CMLDataEditorISE_depth_v13.zip (約275KB)
- CML準拠実データ作成ツール(時間変動用)⇒ CMLDataEditorISE_time_v13.zip (約306KB)
- CML準拠実データ作成ツール(生物用)⇒ CMLDataEditorISE_organisms_v13.zip (約310KB)
- CML準拠実データ作成ツールマニュアル(共通)⇒ CMLDataEditorISE_manual.pdf (約1.87MB)
【サポート4】標準データ利用ツールの提供機能
CMLに準拠した実データは、この利用ツールを使うことで、必要部分を抽出やグラフ作成を行うことができます。複数の機関から取得したデータがもしCML準拠のデータであれば、このツールを用いて統合・必要部分の抽出を簡単に行うことができます。ツールのダウンロードはこちらです。
CMLデータ利用ツールのバージョン情報
更新日 | 備考 |
---|---|
2008.4.18 | Ver.1.0ダウンロード開始 |
2019.2.25 | Ver.2.0ダウンロード開始 |
CMLデータ利用ツールのダウンロード
- CMLデータ利用ツール ⇒ CMLDataConverter_V2.ZIP
- CMLデータ利用ツールマニュアル ⇒ CMLDataConverter_V2_manual.pdf